コミュニケーション・スキルの学び
社会は、仲間内のコミュニケーションでは通じない!
文化や社会の多様性が深まる現代に生きるうえで必要なコミュニケーション・スキルを的確に身につけることのできる一冊。コミュニケーションに必要な論理力や会話力を合理的に授業で学ぶことができます。
社会で期待されるコミュニケーションの習得を考える授業やゼミでの指導に最適。
文章を読解・作成・発表するスキルの学びを通じて、論理力を培い、他者に配慮する意識を養うとともに正確に表現するために的確な語彙力を身につけることができるよう、学習目標に応じた内容を「文章作成」「会話」「漢字・語句」としてレッスンごとにまとめて本書を構成しました。
読みやすい、総ルビ!留学生にも学びやすいテキスト!
留学生や漢字の苦手な皆さんでも読みやすいように、原則として本文にはルビを振りました。
本書は、全13レッスン、各レッスン「文章作成」「会話」「漢字・語句」から構成されております。コミュニケーション・スキルを学ぶ柱として、以下の3点に重点をおき編修されております。
(1)他者と共有できるベースとしての論理性
(2)読み手・聞き手に対する他者意識を持ち、配慮すること
(3)的確な表現が選択できる語彙力
学生のみなさんのなかには、インターンシップを体験される方も多いかと思います。本書では、おもに「会話」において、東西大学大学生の南君を主人公としたインターシップを想定した設定で学ぶことができます。「文章作成」では、構造化シートや発表原稿シート、クローバーチャートのツールを用い、最終目標である説得力のある発表のために必要なスキルを段階的に学びます。「漢字・語句」では、他者との対話で必要となる語彙の確認を身につけることができます。
前回の振り返り学習としてつながりを示す“アドバイス”、重要な点を示す“ワンポイント”、異文化理解を深めるための”文化リテラシー“などで本文を補足し、より効果的な学習の取り組みができるように構成いたしました。
「会話」においては、まず論理性、他者意識をベースとしたコミュニケーション・スキルという観点からみて規範的でない会話例を示しました。
次頁にて会話のプロセスでどのように相手に内容が伝達されるのか「会話」の開始部、中心部、終結部をわかりやすく図示しています。
さらに次頁で規範的な会話例を示しております。最後に練習問題によって理解を深める構成となっております。
本書に収められた演習問題、課題、漢字・語句巻末問題、本書未収録の発展的学習のための新聞によく出る漢字の問題として、漢字テストレベル1・レベル2、確認のための小テストの書き込みシートをご用意いたしました。
本書を授業でお使いになられる場合には、それぞれのレッスンに対応した書き込みシートをダウンロードしてお使い下さい。各シートはテキストのダウンロード番号に対応しています。
弊社Webサイトよりダウンロードすることができます。
21世紀に入り、文化や社会の多様性や共存が現代の大きなテーマとなっています。このような時代においては、人々がお互いを認めつつ、自己と他者の差異を超え、協働できるようなコミュニケーション・スキルをもつことは、大変重要になると考えられます。
他者性をベースとしたそのようなコミュニーション・スキルは、学生が身につけてきた共同性をベースとした仲間内でのコミュニケーション・スキルとは異なるものであり、合理性、客観性を必要とする大学における学び、グローバル社会における学びの基礎的スキルでもあります。
本書は、上述のような他者性をベースとしたコミュニケーション・スキルを養うためのテキストです。



